ごみ分別アプリを開発した話

初めてのアプリ開発は自治体向けの「ごみ分別アプリ」。
アプリ開発に至ったエピソード。


2016年、会社として初めてアプリ開発を行いました。
ごみの分別日を自動で通知してくれる「ごみ分別アプリ」。

このごみ分別アプリを開発に至ったエピソードを紹介します。

1.ほんの少し困っていたこと

毎年、4月の始めに回覧板に挟まっている「ごみ分別カレンダー」。
それを冷蔵庫にマグネットで貼って、1ヶ月のうちに数回訪れる資源ごみや、燃えないごみの日を確認してごみを捨てていました。

なんかの拍子に間違って捨ててしまい、ごみの日が分からなくなり、市のホームページで検索と確認を繰り返すことに。

うーん、メンドクサイ。
こんなの、スマホに通知がくればめっちゃ楽で助かるけどな・・・
よし、ちょっとそういうアプリがあるか調べてみよう!
ふと、ネットで検索をすることに・・・

2.すでに開発されていたごみ分別アプリ

私が思いつくことなんか、だいたい既に他の人も同じことを考えてる(笑)
いくつか自治体向けにリリースしているものがありました。

一つのアプリで自治体を個人が設定して使うもの、自治体ごとにカスタマイズして自治体がリリースしているものなど・・・

そうか、今更開発しても無駄かな。
そんな気持ちで、自分の中でアプリの開発は時すでに遅し・・ていうのと、自分のごみは今までのように市のホームページで検索・確認しないといけないのか、とあきらめていました。

3.偶然?それとも必然?

そんなある日、弊社社長と営業に行った帰りの車の中。

「そういえば、この前ふと思いついたアプリがあったんですけど・・・
私、ごみカレンダーを捨ててしまって、市のサイトで確認してたんですけど、アプリになって通知がくれば、すごく楽だし助かるなって思って。
でも、すでにあったんですよね・・・ごみ分別アプリが。」

私は普通の会話で社長に言ったつもりが、社長に何かささったらしく、
「それいける!そういうのがいいよ!やろうよ」
と何故か乗り気に(笑)
「・・・は、はい、そうですね・・」って話をしていたら、
社長の携帯に着信が。

「・・あ、はい。分かりました。ぜひ・・」

何の仕事の話しているんだろう、と横で思っていたら、電話をきった社長が一言。

「○○さんからだったんだけど、ごみ分別アプリって作れますかって」

「えっ!!!!!」

嘘みたいなタイミング。こわすぎる。
と、同時にこれは作る運命だったなって思いました。

それからすぐ社長が
「提案書作ってくれる?」
私「はい、作ります」
・・・という感じで提案から開発へととんとん拍子で弊社オリジナルで初のアプリ「ごみ分別アプリ」が誕生しました。

4.1市2町に導入、もう1市は市の総合アプリとしてリリース

ごみ分別はどの自治体もあるので、価格を導入しやすいように安く設定し、ごみ分別設定も管理画面から担当者が簡単に行える仕様に。

分別辞典や清掃センターへの現在地からのマップ表示、お知らせの配信・通知も、住民の方が自由に通知設定できます。

鹿児島県内で初めてのオリジナルごみ分別アプリ導入は新聞にも掲載されました。




⇀錦江町ごみ分別アプリページ

⇀錦江町様住民向けチラシ

⇀日本一ごみ分別が多い大崎町ごみ分別アプリページ

⇀南さつま市ごみ分別アプリページ

⇀鹿屋市総合アプリ「かのやライフ」ページ

5.どんな小さなことでもヒントになる!

大きなシステムもあれば、ニッチなシステムもたくさん世の中にはあふれていて、私たちの生活や仕事の業務などがより効率があがるように、システムは使われています。

小さな悩みごとがDX化へと繋がっていきます。

私は生活の中でふとした困りごとを今からもヒントにできるように、アンテナを張り続けたいと思っています。

終わりに

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解決できるように、最善を尽くして伴走支援を行います!

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